根来寺での念珠作りは、庭園の見える室内で行います。
この庭園拝観者入口から中にはいります。
建物の周りを囲んだ庭園は、
とてもきれいに手入れされ、
熊手を使った模様も描かれていました。
この建物のなかで、早速念珠作りです!!!
念珠(数珠)は、もともとは、真言を唱えるときに
数を数えるためのものなんだそうですが、
常に身につけることで厄除けのお守りの効果もあるそうです。
根来寺の念珠は、あらかじめ祈祷してあるそうですが、
念珠を作るときには、個別の願いを唱えながら、
一玉ずつ丁寧にひもに通して作り、
できあがったらご宝号を7回唱えて左腕に付けるとのこと。
まず、念珠の見本を手にとって、
自分の手首に合うサイズを決めます。
念珠の材料と作り方の説明書きです。
まず白い玉にひもを通し、それから順に色玉(主玉)を通して行きます。
自分の手首のサイズ分色玉を通したら、
ひもを絞って固結びします。
そして、余ったひもを切り、結び目を主玉に入れて隠せば完成!
これが完成した念珠です。
この白玉にはレンズが付いていて、中をのぞくと、
興教大師がおられます。
ありがたいことです(^^)
念珠ができあがったあと、しばらくは、
建物に差し込むあたたかい光を囲んで、
友人達と談笑していました♪