将軍塚青龍殿で京都を一望できる絶景を堪能したあと、
バスで移動し、青蓮院門跡を見ることにしました。
※バスは有料
バスを降りると、こんな大木がお出迎えしてくれました。
すぐ近くに青蓮院門跡の入り口があります。
入り口を抜けると、方向を指示する2つの立て札が立っています。
左に行くと、親鸞聖人の剃髪を植えた童形像がまつられているようです。
僕らは、右手の殿舎庭園、青不動明王の拝観に向かいました。
青蓮院門跡にも音声ガイドがあります。
将軍塚青龍殿と青蓮院門跡の両方を回るなら、
セットの音声ガイドにするとお得になっています。
いよいよ青蓮院門跡とご対面。
近くに寄ると、青蓮院門跡の看板が立っており、
説明が書かれています。
入るとすぐ、こんな掛け軸が飾ってありました。
感謝の心と思いやりの心、忘れてはいけませんね。
青蓮院門跡の室内には、百人一首のような額が飾られています。
ふすまにもきれいな装飾が施されています。
こんな金の屏風もありました。
さらに奥に進むと、青蓮院門跡の庭園が姿を現します。
その優雅さに、時を忘れて見入ってしまいそうになります。
庭園が見える部屋には、掛け軸や置物などもありました。
庭園が見える部屋を出て、順路を進むと、立派な松の絵画があります。
その反対側に、大切な心の持ち方が五カ条で示されていました。
あたりまえではありますが、とても大事な教えですね。
先ほどの待つの絵画の隣の部屋は、
小御所と呼ばれる部屋のようでした。
徳川時代の天明八年、皇居の炎上があり、
光格天皇や明治天皇がここでお休みになったそうです。
さらに進むと、厳かな雰囲気の部屋もありました。
順路にそってさらに進むと、
青蓮院門跡のご本尊熾盛光如来(しじょうこうにょらい)の宝珠、お前立ち像がお目見えします。
この熾盛光如来をご本尊とするお寺は、日本中で青蓮院門跡のみだそうです。
平安後期から非公開だったそうですが、
平成17年に初のご開帳が3ヶ月間だけ行われ、
現在は、直接お参りすることができません。
この写真の奥にある青白く輝く翡翠の宝珠がお前立ち像のようです。
その奥にご本尊がおまつりされているようです。
お参りは、合掌して「ポロンポロン・・・」と唱えるとのことです。
そこから順路をあるくと、足元の池の中に
美しい鯉が泳いでいました。
青蓮院門跡の内部は、これで終わりになっているんですが、
入り口から出ずに中から入り口に向かって左手に進むと、
庭園内も散策することができます。
先ほど、青蓮院門跡の中から見た庭園内を
近くからじっくりと楽しむことができます。
この日は運が良かったようで、鳥にも出会えました(^^)
進んでいくと、好文亭と書かれた看板がありました。
ここを矢印通り左に進むと、建物があり、
有料で内部を見学できるようです。
こちらが外からみた好文亭。
明治以降に茶室として利用されていたようですが、
平成3年に全焼したそうです。
その後、平成7年秋に完全復元されました。
本格的な数寄屋造りの建物です。
そのまま進んでいくと、日吉社や青蓮院門跡の裏手の外観なども見ることができます。
もう少し進むと、鐘撞き堂もあり、自由に鐘をつくことができます。
もちろんやってみたんですが、
思い切り引くと、棒を釣っているロープが上部の柱に当たるので、
思い切りつくことができないようになっています。
そのあとには、親鸞聖人の像と歌碑はありました。
ゆったりと庭園散歩など、たっぷりと楽しみました。